忘却の空
7月28日月曜日の夜
私は心地良い疲労感と共に大都会みずほ台にいた。
1週間の中で、一番好きな時間。
このまま帰宅し、惰眠を貪るには惜しかった・・。
自然と足は若かりし頃、修行時代を過ごしたBARへ向かっていた。
私はここで世の中の表裏、辛苦を嫌と言うほど頭に叩き込まれたのだった・・。
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店に入ると、昔と変わらず愛すべき数多くのバーボン、スコッチ達が私を出迎えてくれる。
席につく頃、大事な相棒マールボロアイスミントを会社に置き忘れたことに気付く。
仕方なく店にて購入を申し出るが、アイスミントは無く
昔の相棒マールボロメンソールライトを購入し、火を灯す。
華やかなモルトの香りにつられ、
2時間程度でマールボロメンソールライトを吸い尽くす。
新たに購入したマールボロメンソールライト、
1本目に火をつけた時、ラストオーダーの声、
いけない、心地良さについつい時間を忘れてしまったようだ・・。
店を出て帰途に着く私。
酔い醒ましにマールボロメンソールライトに火を・・・。
いけないBARに置き忘れたようだ・・。
店に取りに戻るのも少しバツが悪い・・。
回り道にはなるが、コンビニエンスストアーにてマールボロアイスミントを購入し、
煙をくゆらせながら、家路を歩く・・・。
家に着くと充実した時間を過ごした事に満足しながら、
安らかな眠りについたのだった。
次の日、用事のあった私は、午前中には家を出た。
そこで寝ぼけた頭を揺り起こしながら、
相棒のマールボロアイス・・・。
無い・・。
家に置き忘れた。
慌てた私はコンビニエンスストアーにて購入する。
かくして、1,2本しか吸っていない相棒達が私のポケットに集まるのだった・・。




